「RRR」を観ました

映画『RRR アールアールアール』|絶賛上映中!

すんごいパワフルな映画でした。

あらゆる困難を主人公パワーが凌駕していく3時間。

えっ…どうなっちゃうの…エッそんなまさかアッ…?うそでしょ〜〜〜???あっ…アーーーッ!!!

…を繰り返していたらアッ…という間に終わりました。いや本当に。インターバルが出てきたところでまだ…半分?!とは思ったけど後半も盛りだくさんで目が離せない。

友情と使命の間で苦悩する2人にハラハラしながら、有無を言わさぬ主人公力に圧倒されました。結構なトンデモ展開だと思うんだけど、まあスーパーヒーローなら仕方ない。よね〜。

全部クライマックスという前評判通り、クライマックスとクライマックスを繋いだら映画になっちゃった☆って感じで、しょっぱなからこんなドンドン派手でいいの?!と思うけど終盤までダレずに観れちゃう。観ろ!!この画を!!オラァーーー!!!というパワフルさを受け止めるために観客にもパワーが求められる。力こそパワー。筋肉と生命力と胆力、強靭すぎる精神が全てを薙ぎ払う。

前半は誰に注目すればいいのかもわからぬまま差別と暴力の描写がてんこ盛りでただただ素直に「つ、つらい〜〜〜(ぴえん)」という気持ちだったのもあり、観るならある程度元気な時の方がいいです。

英国側の人は極悪非道に描かれているけど、自分だって生まれ育ちが違えばこのくらいの非道なことができちゃったりするんだろうな…と考えて余計に辛くなったりしていた。生きるってつらい。

 

余談ですがGoogleでRRRと検索すると馬とバイクがスクロールするようになってて粋ですね。かわいい。本編観るまで謎だった。

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さらに余談ですが私よりも先に観た同居人がそれはもうしっかりハマってしまい、ラジオやYouTubeを視聴しあれこれ解説してくれたり、サントラ聴いたり、ダンス部分の動画を延々ループしたりしていました。バーフバリもこれから観るらしい。いいね〜。にっこり。

 

以下、気になったポイントもろもろ。観た人向け。

  • 紐、強い。城から落ちそうになったビームをラーマが捉えた時、あんなに建物バンバン破壊されてくのに紐は千切れない…!までもお守りだしな〜と思ったけど、そもそも出会った時橋から馬とバイクとマッチョな成人男性2人吊るしてあんなにテンションかけて耐えるロープってよっぽどよなあ。観てる最中は観入っててそんなこと考えるどころではないのもすごい。
  • 城を外から登っていくシーンはルパンかよ!と思った。主人公、卓越した身体能力持ってること多すぎィ!それがあるから派手なアクションが出来るしそれが見所なんだけど、そ、そんな無茶な〜!という気にもなる。いや、それが見所なんだけど!文字通りの力業で笑ってしまう。
  • なんで最後ジェニーがいたんだろ?(いたよね?)いつの間に?よく抜けれたしよく来ようと思ったな。自分の家をそんなにいいとこじゃないとは言ってたが。
  • ハッピーエンドっぽくなってるけど、武器調達に成功したってことはまた血で血を洗う闘いが…と思うと暗澹たる気持ちになりますね。俺たちの闘いはまだまだ続く…。涙。
  • エンディングのダンス、ハッピーでよかった!ああいうのがもっとみたい!好き!本編のダンスもチャーミングでよかった!もっと踊ってくれ〜!!