'23/06/09(金)

エドワード・ゴーリーを巡る旅|渋谷区立松濤美術館

重い腰を上げて夕方も近くなってから家を出たもんだからチケット購入に並ぶ羽目になった。金曜の夜だしド平日の真昼間よりは混むかもと予想していたが、金曜日は区民無料になっていたのでそのせいもあったかも知れない。

不幸な子供、うろんな客、思い出した訪問。この世の理不尽さやどうにもならなさを示すような物語が、細い細い線が幾重にも重なった筆致で描かれていて好きな絵本だった。

暗そうな表情でも少しとぼけた印象があったり、本編には記述のない謎キャラクターが描かれていたりして、明るい話ではないけど暗いだけでもなくて、良かった。人生とはだいたい理不尽でままならないものだと受け止めているので。

グッズ販売のためフロアにぎゅうぎゅうになった人々を尻目に外に出たら、梅雨時期の雨上がりのような湿度の高い匂いがした。

'23/06/01(木)

サイゼリヤでサラダとスープとスイーツを頼んだら、デザートは食後にお持ちしますか?と確認されず、こちらからも特に頼まなかったのでどうなるのかなあと思っていたらいの一番にスイーツが運ばれてきて、これが効率化…!とシビれた。

間違い探しはひとつだけ見つからなくてググった。見つけるのは無理だろって間違いの時もあるけど、これは見つけたかったな。読み切るぞと決めて持っていった本は無事読了できた。会計はぴったり1000円だった。

'23/05/31(水)

仕事中に漠然と聞かれる「大丈夫?」があまり得意ではない。「だ、大丈夫です…!(たぶん…おそらく…!あなたの想定する大丈夫ってどんな状態デスカ…?!ワタシ大丈夫デスカ…?!)」と意図が分からずやや挙動不審になってしまう。んだけど聞いてくる人によるような気もするので単にその人が苦手だというだけかも知れない。

一緒に働いている人の人となりがなんとなくわかって、優しさがどんな姿で発揮されるかとか、質問するとき誰に聞けばどのくらいの解像度で回答が得られるかとかをわかっていることが、職場環境における慣れを感じる上で大きい要素だなあと思う。

'23/05/30(火)

歯医者で頬の内側が荒れていると指摘を受ける。自分で噛んでしまうので当然である。原因はわかっているので何も心配していないけれど、まあこういうこともありますので心配しなくて大丈夫ですよといったコメントをもらう。

以前別の歯科に通っていた時も、荒れてますね…といって何か塗られたことがあった。気付いたらやっているし、自分の口内をまじまじと見るタイミングなんてほぼほぼないしで自覚する機会に乏しい。コンディションが整えば自然とやらなくなるので、しっかり食べてほどほどに運動していっぱい寝なきゃな〜とぼんやり思う。

'23/05/25(木)

スープジャーの蓋に亀裂が入っていたので同様のものを探してみたけどオンラインではあまりいいのがなかった。保温機能はいらないから軽くてレンジにかけられる部品の少ないやつが欲しい。そのうち店頭に探しに行こう。

'23/05/24(水)

何度も目覚ましのスヌーズを止めては二度寝してようやくのっそりと起き上がり、もう昼食の時刻に軽い朝食を食べたはいいがお腹いっぱいではなく、かといって食べたいようなものもなく、お腹空いたなあ…という思いをうっすらと抱えたまま日が暮れる。

体重計の電池が切れているため何日か体重を測っていないこともあって食べなければという意識が希薄になっていることも否めないと思い至り重い腰をあげてなんとか電池と食材を買いに行った。新じゃがおいしい。