同居人が風邪っぽいのでせめてできるだけ距離を取ろうと居間に布団を敷いて寝ている。居間に布団を敷くと布団の上でダラダラ過ごすことになり、ちょっと横になろう…と思った時身体は既に布団の中、寝ようと思う前に眠っているため、結果的に睡眠時間は伸びた。環境を人間のダメさに合わせた方がより真っ当な人間生活に近付くというパラドクス。

それでもスーパーで買い物をしている時のような、なんでもないふとした瞬間に希死念慮が湧いて出る。疲労と寒さの所為だろう。